「ねぇ〜幸ちゃん!」 「なに?」 「第二ボタンちょーだい!」 「え…!?」 奈々美の手の平をみると、英太の物らしきボタンがある。 英太の制服をみると、上から二番目のボタンが無くなっている…。 「ねぇ〜幸ちゃん!!」 「はは……。」 肩を強く揺さぶる美亜に、俺は笑う事しか出来なかった…。 だって………。