俺の予想がもし合っていれば…きっと美亜は。 俺はその男子トイレの扉をぎゅっと握った。 そして力を入れてドアを開けようとした瞬間… 不意に中から美亜の声が聞こえた。 「幸ちゃんのことが好きだもん!!」 その言葉に手の力を緩める。 その瞬間、何故か体が熱くなった。 いつも美亜から言われている言葉。 なのに今日はなんだか違った…。 胸の奥がチクチクする。