─── 郁 side …
今日は俺の親友の湊〝みなと〟が家に来てる。
こいつも俺と同じモデル。
鬱陶しいけど、なんでも話せていざとなったら
頼りになる。
「なー、郁。」
「んー?」
「最近、そのマグカップお気に入りかー?」
「は !?」
なんで、そんなこと聞いてくるんだよ。
マグカップくらい普通に使うっつーの。
「え? 最近使ってるから
聞いただけなんだけど…」
「あー…、ファンの子から貰ったんだよ」
「お前、その子の事 好きなの?」
何言ってんだ湊…
さすがにそれは、ありえなくないか?
確かに大事に使ってるけどさ。
ファンの子に行為を持った事なんて
今までに1回も無いし。
それに、最近は仕事が楽しいから
恋愛は興味が無かった。
モデルの先輩に何回か告白されたけど
断ってるし。
SNS上や俺の専属で載せてもらってる
雑誌でも「両想いか !?」みたいな感じで
掲載されたけど、そんな感情を持ってない。
恋愛なんて、する気ないのに…
「無い無い。ファンの子には手出さないよ。
それに、今は恋愛する気無いし。」
今日は俺の親友の湊〝みなと〟が家に来てる。
こいつも俺と同じモデル。
鬱陶しいけど、なんでも話せていざとなったら
頼りになる。
「なー、郁。」
「んー?」
「最近、そのマグカップお気に入りかー?」
「は !?」
なんで、そんなこと聞いてくるんだよ。
マグカップくらい普通に使うっつーの。
「え? 最近使ってるから
聞いただけなんだけど…」
「あー…、ファンの子から貰ったんだよ」
「お前、その子の事 好きなの?」
何言ってんだ湊…
さすがにそれは、ありえなくないか?
確かに大事に使ってるけどさ。
ファンの子に行為を持った事なんて
今までに1回も無いし。
それに、最近は仕事が楽しいから
恋愛は興味が無かった。
モデルの先輩に何回か告白されたけど
断ってるし。
SNS上や俺の専属で載せてもらってる
雑誌でも「両想いか !?」みたいな感じで
掲載されたけど、そんな感情を持ってない。
恋愛なんて、する気ないのに…
「無い無い。ファンの子には手出さないよ。
それに、今は恋愛する気無いし。」

