身長の低い私は、一番上の段に手が届くかどうかだった。 「と、届い……きゃっ!?」 届いた、そう思った時。 目の前の本棚がぐらり、と揺れ私に向かって倒れてきた。 突然のことに足が動かない。 恐怖に目を閉じた。 「ほの……っ!!」 焦った杏里の声が遠く聞こえる。 ……まずいかも。