掃除をはじめて1時間。もうそろそろ片付きそうだ。 掃除終わったら資料運んで……6時前には帰れるかな。 「ほのー、そこに置いてある本棚に戻してくんない?確か1番上!」 「うん、わかったー。」 杏里の指示通り、机に積み重なった本を何冊か手に取り、本棚にしまおうとした。 「たか……っ。」 身長の低い私は、一番上の段に手が届くかどうかだった。