確かにそうなんだけど……。 よーしっ、と気合を入れ始める杏里に、言葉を挟むことを諦め、私はありがとう、と小さく呟いた。 「ふたりとも、ありがとう。終わったらコーヒーでも奢ってあげますね。」 「やった!!」 先生の言葉に素直に喜ぶ杏里。 私も、杏里みたいには喜べないけど内心嬉しかった。 「……ん、頑張ります。」