【6日前   見廻組 風見 一徹】




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「風見、幹部会の時間だぞ。」


「・・・・分かっている。」



いつものように庭で稽古をしていると、
今井が俺を呼びに来た。



「佐々木さん、
いつになく神妙な面持ちをされていた。

何かあるかもしれない。急げ。」


「ああ。」





佐々木さんがここしばらく江戸と京を出入りしているのは、

我々見廻組隊士達の間でも話題に上っていた。


容保公とも頻繁に酒を酌み交わしているようだが・・・

やはり大政奉還が与えた影響は我ら見廻組の行く末も大きく左右させるか・・。