―――――― 「これはこれは風見はん! えろうお久しぶりどすな!」 島原に着くと、 以前来た時と同じ番頭が俺を出迎えた。 「お蝶はいるか?」 「お蝶さんどすか?・・・うーーん・・。」 「なんだ?他の男の相手をしておるのか?」 「へ、へぇ・・。 ・・・・・・・・いや、大丈夫どす。 いつも我ら京の商売人をお守り頂いている見廻組の方のお頼みでしたら、 何とか致します。」 「大丈夫か?今お蝶が相手している男と揉めるのは避けたい。」