天翔は、私をずっと守っていてくれた。




なのに私は逃げたいや死にたいなんて、ずっと思ってた。





…今は、もうそんなことは考えないけれど。






「唯翔。俺ら…いや、俺だけかもんねぇけど…俺、世界一の幸せもんだわ。」




天翔は手を合わせ、目を瞑り唯翔が眠る墓に話しかける。