その身長差は恋の距離~あなたとの40㌢~



「わ、悪い…考え事してて」
「入学早々考え事かぁ〜?笑」


聞きたそうにしているが恥ずかしくて
教えるつもりはない

「考え事の最中に話し掛けて悪いな〜」

「いや、別に。えっと…」

「お!そうそう自己紹介まだだったな!
俺は櫻城 那由多(サクラギナユタ)
森宮中から来たんだ!よろしくな!」


「吹雪 颯輝。篠山中。よろしく」


俺と櫻城は握手を交わす
よかった…友達が出来て



「吹雪何部に入るか決めた??」

「一応バスケ部。その推薦で入ったから
やらないとまずいしな」

「マジ!?俺もバスケ部に入るんだぜ!」


「おぉ。同じだな」


「篠山中のバスケ部なら中学の中でも
トップクラスだな!」


そう、俺の所属していたバスケ部は
全国にもその名が知られる程の強豪
レギュラーに入るにはかなりの実力がいる

まぁ俺はレギュラー入りして
キャプテンもやってたから
推薦が叶ったんだけどな



「お前、3年の時インターハイ出た?」
「一応。4番だっけど」
「ヤッバ!全国大会制覇したのかよ〜!?」
「俺以外の奴が強かったからなー」



櫻城はほぇーとした顔で俺をみる
確か森宮中も全国トップクラス
全国大会で何回も対戦したし
驚く事でもないと思うけど…



「吹雪のポジションは?」

「PF(パワーフォワード)とSG(シューティングガード)
チーム編成に合わせて変わってたよ
櫻城は?」

「俺はPG(ポイントガード)!」