「ごめんね!!ビックリさせちゃったね!」


そう笑顔で言う彼女は
なんと言うか…可愛かった

前髪からのぞく綺麗な目
白い肌によく似合う長い黒髪


「いや、何ですか?」

「その…君の足元に落ちてるプリントを
拾いたくって」


俺が足元を見ると数枚のプリントが
落ちていた
何枚かは俺が踏んでしまっていた


「す、すいません!!俺、全然気がつかなくて!!」


俺はしゃがんでプリントを拾う
彼女もしゃがんで拾う

朝から悪目立ちしちゃったかな…
集めたプリントを彼女に渡す