光が収まり、何だったんだと腕を退かそうとするが、うまく動けない。
「…???」
何か重いものが私の上に被さっているようで、それを取り敢えず身を捩りながら退かすとそこには先程まで一緒にいたイケメンさん。
「………ほ?」
「……んん…。」
イケメンさんはまだ意識が混濁しているのか、瞳が閉じたまま。
私は慌てて自分の上着を被せ、周りを見渡せばそこには二人の白い騎士の様な装束を着た青年達がいた。
一人は日に輝くさらさらな金髪が襟足まで伸び、均整の整えられた顔には空色の瞳が埋め込めれていた。
もう一人は長く少し癖のある青い髪を横に垂らし結び、これまた均整の整えられた顔には、瑠璃色の瞳が埋め込まれていた。
外人……???
ぼーっとしていると後ろから声がかかり、私は慌てて振り替えるとそこにはまた白い騎士の様な装束をした青年がいた。
オレンジの髪が特徴的な人。
「驚いてるところすみませんが、召喚されたのなら早速お仕事してくれませんか?」
「お仕事?」
「あれ、まだ説明されてないんですか?」
私が首を傾げると、青年はそれそれと片方の腕を動かし、何かを指差した。
指を指された場所を見ると、そこには一差しの剣。
といっても青年達が持っている剣とは違い、なんというか全体的に細い。
色は私と同じ白と赤を基調とした物。
柄には繊細な細工がされていて、一言で言うと”綺麗”だった。
オレンジの髪をした青年に持ってみてと言われ、思わずその剣を手に取ると、それは見た目以上に軽かった。
「重くない?」
「えと、軽いです。…これ、武器…ですよね?」
お飾りのために持たせたのではと、オレンジの青年に疑惑の目を向けるとにこりと笑って首を縦に振った。
「それはレイピアという剣の一種で、僕らより剣が全体的に細いから武器ではない、という考えはよした方がいいですよ。」
ふとすぐ後ろから声がかかり、振り向くとそこにはにこりと頬笑む金髪の青年。
まるで私の考えを読み取ったように完璧な返答をしてくれた。
「…レイピア。刀とはまた違うんだ…。」
ほへーと感嘆しながら、自分の手にある剣を鞘から抜いてみると、青年達が何故か驚いた表情をしていた。
んん?ありー?
