「うわぁっ!」

急にハウラの後から聞いたことない女の人の声が路地裏に響いた。

「って、ローシさんか。驚かすなよ‥‥」

「知り合いなの‥‥?」

「あー、この人が

「もしかして君がハウラちゃん!?私、ローシ・アマルティア。ここの店主!いやぁ、やっぱり可愛い!さすが犯罪者可愛さランキング上位のことだけある!」

ローシさん人の話聞けよっ!」

「え、えーっと、ローシさんでいいのかしら?私はハウラ・クリミナル。犯罪者ランキングってなんのこと?」

「あぁなったローシさんは聞いても無駄だ。ちょっと待ってろ。」

カデナはそう言って、ローシの背後に回り、思いっきり

ドカッ、

蹴った。

「っ、たぁ、!なにすんのさカデナくん!昔は可愛かったのに‥‥。あ、今でも可愛いけどね!」

「うるせぇ!!可愛いと言われて嬉しい男なんていねぇーんだよっ!」

?「また喧嘩か?今日は多いな‥‥」

カデナとローシが口喧嘩?をしていると、刑務所で聞いたあの声が響く。

「あ、あなたは‥‥!!」

「よっ、また会ったな。カデナに、ハウラだっけか?」