それから僕は毎日のように彼女に会いに行った。



何度も、何度も。




お互いの好きを感じて少しでもこの短い期間を埋められるように。


彼女の心を守れるように。


病室を訪れると珍しく彼女は目覚めて起きていた。



「どうしたの?」



その横顔はとても綺麗で優しい瞳をしていた。