僕のことは気にもとめずまたフルートを楽しそうに吹いていた。 そしてまた僕はスケッチブックに彼女を描いていく。 1ヶ月前から続いている僕と彼女の空間。 彼女のフルートを吹く時の姿は曲によってコロコロ変わってとても面白い。 人に対してこんなに飽きないものだとも知った。 夏祭りの演奏、きっと彼女らしく演奏するのだろうと思う。 それはどんな演奏でも、きっと僕はまた彼女を描くのだろう。 こんなにもわくわくするのは、 こんなにもドキドキするのは、 その理由を知るのはもう少しあとの話。