外も暗くなって、電気も付けずにいた部屋はもう真っ暗になっている。 涙に濡れた目が開かない。 俺はそのまま、真っ暗で光のない世界に一人佇んで、 ただ、彼女を探していた。 もう一度。 もう一度。 ふわりふわりと意識は遠のいていく。 神様。 何でも、くれてやるから。 何でも、するから。 お願いだから。 あの子に、逢いたい─────