「…逢…っ……あ、う…っ」


後悔しないなんて、無理だよ。

だから、“今”を精一杯生きるんだろう?


できるだけ、未来の後悔をなくすために。



それでも後悔した場合どうしたらいい?

俺はそれの真っ最中だよ、逢。



「………なぁ、、逢…」



お前が俺の全てだと言えるほど世界はそんなにちっこくはなくて、本当はもっと広いのだろう。





それでも、俺のちっぽけな世界の中心にはいつでも確かに君がいて、君の笑顔があった。


言葉で簡単に表せるほど、君への想いは易しいもんじゃなくて、もっと複雑で。




だけど、それでも、“逢が俺の全て”だったのだ。