君はきっと、今泣いてるんだろうな。



『俺が居なくなっても、ちゃんと、笑ってて』



それでも、必死に笑おうとして。


それを想像すると、さらにうんと愛しく思ってしまう。



もう、この抱えきれない想いも全部全部拾い集めて、空まで持ってゆこう。



逢が好きだ。

逢が幸せなら、俺も幸せだ。



もう恋人ではないけれど、




ずっと、君に恋をしている。





舞い散る雪が俺の頬を掠めて、前の世界の今日と、色んな想いが重なった。




さよなら、俺の愛しい人たち。