「はぁ……つれぇな───」 赤くした鼻を、震える体を 寒さのせいにした。 白い息は上に消えて、もう君へは届かないのだろう。 あぁ、そうか。 こうやって、空に消えてしまうから 君には伝わらなかったんだろうなぁ…… “寂しい” なんて。 奥に隠した俺の本音は。