俺相手に嫉妬とか不安とか、なるだけ無駄だって。 バカだなぁ。 「なぁ、そこの海行こうぜ。向日葵畑から結構近いらしいよ」 その理久の声で俺たちは立ち上がって海へ向かった。 「わぁーほんと近いね。歩いてすぐ着いちゃった」 少し歩いて森の中にあった階段を下ったら、すぐ海になっていて、逢と日向は砂浜を走り回っている。 「海とか、久々…」 靴を脱いでズボンの裾を捲る。 「那知も行こっ」 俺の手を引っ張って海へ向かう逢の後ろ姿に、胸がキュッと痛んだ。 「気持ちいー!」