ー初奈の1日ー

〜♩

「…げ、9時。無理。間に合わないしあともう一回寝よ。」

ふあ〜ぁ

私は中代 初奈(ナカシロ ハツナ)。ショートカットで髪は茶色に染めてる。背は高めだけど胸は全然ありません。ゆなはよく、『スラッとしてて初奈はいいなあ』って言うけど細くないんだな〜ゆなみたいに胸あればな〜

「…待って次の講義10時からじゃん、化粧して用意したらこの時間じゃないと無理だわ!なんで駆流(カケル)起こしてくんないの〜〜?」



「駆流からLITE♡」

駆流:姉ちゃん今頃起きてんじゃねぇだろーな

駆流:朝ごはん母さんがわざわざ置いてったから感謝しろよ

私は弟大好きなブラコン。駆流可愛くって仕方ないのよねぇ…
私朝は弱いし大学の講義もすぐ飛んじゃうタイプ。あと…

「さーて化粧も終わったし出よっと」

バタン



「わ、先輩から♡」

基本男がいないとダメなタイプです。

「わ♡誘われた♡ぜ ひ い き ま す っと♡」

男がいないとダメだけど、ゆな達も必要なのが私の日常。


ー純夏の1日ー

『純夏〜!!純乃!!起きなさい!お兄ちゃんはもう行ったわよ〜』

「…うるさい…」

「…あーあ、起きよ。目覚めた。純夏早く起きなよ」

「…んー…」

私、日下 純夏(クサカ スミカ)。

隣で着替えもサッと済ませて髪いじってるのが双子の純乃(スミノ)。純乃は女の子らしい感じ。私は…多分ガサツ系?(笑)オシャレだとは言われるけどガサツなのは行動がダメみたい。(笑)

「純夏そのパジャマお兄の?純(ジュン)って書いてるタグに」

「あーそう勝手に履いた」

「ほんと純夏は適当なんだから〜」

「あ、今日初奈とゆな来てるの忘れてた」

バタバタ…っ

「ゆな、初奈ごめん…!!」

「いーよ〜」

あはは

ゆるふわだからゆなは皆にも甘いこういう時怒らないから助かる(笑)

「ま、ちょっとだから許してやるか」

初奈は正直者かな。(笑)

友達と毎日こうやって楽しく話したり、遊んだりするのが私の日常。


ー理玖斗の1日ー

ピピピピ…

「5時ぴったりか…」

むく…

『理玖斗ー。俺の歯磨き知らね?』

「知らない」

このだらしなさそうな男は兄貴で李紀斗(リキト)遠くの大学に通ってるから出るのも早い。
俺は何で早いかって?…あぁ、部活があるから。

「「ってきまー」」

「じゃ」

タッ…

部活の為もあるけど走って大学まで。電車乗るまでと電車降りたらまあ近いしね。

部活して、授業受けたらもうあっという間に放課後になってて、また部活に向かう。

「理玖斗頑張ってね〜」

「ああ」

ゆながふわふわした言い方で応援するのを聞き届けて部活に行く。別にちゃんと彼女いるからゆな達は友達だけど。

「お疲れ様でーす」

部活が終わったら家に帰るだけ。毎日部活ばっかしてるのが俺の日常。