アキとは同じクラスで新しい友達も出来た。

ナ『リサちゃん』

この子はナユ。ちょっと天然でふわふわしている。

リ『ナユ、また転んだのか?』

この子はリョウ。しっかり者でナユの幼馴染。

『そういえば、ナユちゃんとリョウくんっていつ知り合ったの?』

ナ『ナユでいいよ。』

リ『俺もリョウでいい。俺らは幼稚園からだな』

ナ『家も隣なんだ』

『そうなんだ』

ア『俺らも家隣なんだ』

そう、アキが隣の家だと知ってから仲良くなったんだよね。今では互いの家を行き来するぐらい仲良し。

リ『でもそれほかの女子から嫉妬の嵐だろ。アキモテそうだし。リサ、気をつけろよ?』

『うん!ありがとう』

みんな私が小学校の時いじめられてたことを知らない。
今話しとこうかな。

『あのね、私小学2年の時いじめられてたんだ』

ア『小学2年って転校してきた時か?どおりで変な時期に転校してきたと思った。』

『うん。今まで黙っててごめん』

リ『アキも知らなかったのか』

ナ『そんなに隠してきてたのにナユたちに話しちゃってよかったの?』

『いいの。二人ともいい人そうだし』

キーンコーンカーンコーン

────さぁ!中学校生活の始まりだ!