『だいたい、ここまでの説明で問題ないなっなんか聞きたいことあれば、随時聞いてくれ』

「聞きたいことだらけだし」

『面倒くせぇなぁ~なんだよっ』

眉毛をよせる要。

「私…私に何があったの?」

まだ やり残してる事がいっぱいあるのに…私どうしちゃったの?全然わかんないよっ!

『しょうがねぇなぁ~戻るか?何日か前に…逝く時間はあと残り3時間くれぇしかないから、そんなに時間ないから断片的にしか戻れないけど、いいな?』
「う…うん」

あと…三時間。
そんなに時間ないじゃないっ!

『で…いつに戻る?』
「え…と。」

私昨日何してたかなぁ… ぁ…友達の紗香と二人でカラオケにいったっけ?

それで、それで…

『優柔不断かよっ!時間厳守だっていっただろっ』

要は 細くて白い腕を高く上げた。
腕には とても綺麗なブレスレットがついて揺れていた。

そして、一瞬にして
そのブレスレットが光った時に
私の体がスッと、
軽くなった。