―――次の日。 『お母さん!準備できたよ』 『あ、美穂。じゃあ…行きましょうか。』 私はお母さんと近所の病院に向かった。 『風邪だといいのになぁ… あっ!病院から帰ったら、学校行っても…いいよねえ?』 『そうね。風邪なら…まぁ、いいわよ。先生に報告もしないとだしね。』 私たちは病院につき、番号をとり、椅子に座った。 『ーー…美穂さぁーん』 遠くで呼ばれているのが聞こえたので、病室へと向かった。