スイートハニー×ビターソルト<短編>


『……ヤキモチって思っていいんじゃないんですか//』







そう答えた瞬間、先程の赤い顔がいつものあの意地悪な
表情に変わった。







「ふーん。そっか……?」







『なっなにさ…』







「じゃあ聞くけど、石井は俺のことどう思ってる?」







そう言いながらジリジリと距離を縮めていく潮田。







『へ…!?』






そんな驚きの行動に私は間抜けな声しか出てこなくて…







クイッ……







気づけば私の顎を潮田は手で持ち上げていた。