スイートハニー×ビターソルト<短編>


『来てくれないかと思ったよ。』








「いやそんなわけねぇだろ。」






そう言いながら潮田は私が座っているコンクリートの
椅子に近づき、隣に座った。



あぁ。潮田がなんか優しい。珍しい。









『だって…私には冷たいしさ?
他の女子と仲良く話してたしさ。それから………
私は潮田が美玲のこと好きなのかな?って思ったりとか』







「お、おい……///」







『ん?……っ』







なんとなく視線を向けると顔を珍しく赤くした潮田が。







「それって…ヤキモチって思っていいわけ…?」







ボンッ







私は急に顔が赤くなった。