「それでさ、青柳気になる人出来たんだよな？
相手の好みは？身長は血液型は？男は性悪だって
いるんだから気をつけろよ？」
「煩いな〜だから潮田には知られたくなかったのに…」
2人のやりとりは中々見かけないから凄い新鮮な感じ。
…でも、何故だろう。今私が感じてることは
それだけじゃない。
『な、なんか2人仲いいんだね、流石幼なじみ。』
私は笑えてるか分からない表情で2人に聞いた。
「ん？いつも通りだよな？青柳。」
「まあね。てかあんまくっつかないでキモイ。」
「うわひでー言われ用だな。」
苦笑いしながら答える潮田。
なんだ。潮田の好きな人て美玲だったんだ。
私にはあんな意地悪してるけど美玲にはしっかり
女の子扱いしてる感じっていうか。
なんか違うんだよな。。
私だけ変に浮かれてたな。
