「あ、あの!」 『ん?』 また彼は再び顔を赤くして… 「青柳さんて今彼氏いるんですか?!」 は…。 『……なんで。』 「い、いや…青柳さん学年でも有名だしモテそうだし…」 有名なんだ…私。知らなかった。。 モテるモテないには何も触れず無難に。 『いない。彼氏いないよ。』 表情ひとつひとつ変えず淡々と答えた。 でも彼の次の質問でまた疑問が浮かんだ。 「そうなんですか?! やっぱり…作らないのには理由あるんですか?」 理由……考えたことなかった疑問だ。