は、はい?…
「片付け押し付けられて、本当は嫌だと思ってるくせに、笑顔で大丈夫とか自分の気持ち押し込めて。見ててすげぇイライラするんだよ」
「嫌って、そんな…」
「じゃあ、なんだよ。手え怪我してしゃがみ込んで、ボール拾うたびにため息ばっかついて。それでも、それが楽しいって言えんの?」
「それは…」
ほんとにそうだ。一ノ瀬くんは痛いところをついてくる。
でも、私にはみんなに嫌って言える勇気なんかない…
「無理だよ、そんなの。」
声に出すと、何かが心の中から湧き上がってくるのを感じた。それは溢れ出して止まらなくなる。
「だって、私が何も言わなければ、みんな幸せになるんだから。だって、私さえ我慢すれば…」
誰も私の周りからいなくならないんでしょ…?
