若干イライラしながらコンビニに駆け込んで、板チョコを大量購入する。
あの性悪のせいで私が暑い中コンビニに足を運ばなきゃいけなくなった。
早くフォンダンショコラ食べたいのに。
「あ、乃愛!」
コンビニを出ようとしたとき、店内の方から声がした。
外に出るのを踏みとどまって、振り返ると、雑誌コーナーに沙羅がいた。
手には性悪アイドルのキラキラ笑顔が載ってる雑誌。
「俺はファン皆を平等に愛してるからね」
雑誌の一部分を朗読してみる。
キモ。
普通に無理。
あの詐欺師がそんなこと言ってると思うと吐き気が…。
「こんなの惚れちゃうよね!?」
沙羅さんよ……。
目を覚ませ…。
こんな奴なんかやめた方がいい…。
コイツは詐欺師だよ。
あの性悪のせいで私が暑い中コンビニに足を運ばなきゃいけなくなった。
早くフォンダンショコラ食べたいのに。
「あ、乃愛!」
コンビニを出ようとしたとき、店内の方から声がした。
外に出るのを踏みとどまって、振り返ると、雑誌コーナーに沙羅がいた。
手には性悪アイドルのキラキラ笑顔が載ってる雑誌。
「俺はファン皆を平等に愛してるからね」
雑誌の一部分を朗読してみる。
キモ。
普通に無理。
あの詐欺師がそんなこと言ってると思うと吐き気が…。
「こんなの惚れちゃうよね!?」
沙羅さんよ……。
目を覚ませ…。
こんな奴なんかやめた方がいい…。
コイツは詐欺師だよ。



