**
「……まぁ解き方はあってる」
それから3日。
私の熱意が伝わったのか、毎日時間を割いて勉強を教えてくれてる。
「えぇー?じゃあ何が違うの?」
「んーと…」
性悪は、詠んでた台本を閉じて渡しの計算式を眺める。
たぶん暗算してるんだろうけど、顔がクールすぎて眺めてるようにしか見えない。
というか、こんな膨大な計算式、よく暗算できるね。
「ここが違う」
性悪は、私の手からシャーペンを奪い、ノートに書き込む。
「こうだろ」
バカって言われるかと思ってたけど、この3日間一度も言ってこない。
どうしたんだろ?



