「バカはお前だ」


ムカつくぅぅ!


「もう知らないもんっ」


プイっと顔を背けて勝手に敷地の奥の方に歩く。


奥の方に見えるジェットコースター、乗りたいな。


「待てよ」


と、手を掴まれる。


「もうっ。早く行こ!ジェットコースター乗ろうよ」


手を繋ぐような形になってるのに、嫌な気はしなかった。


「はいはい」