「っ...じゃあ聞くけど、ここはどこ?」
「お前さん、知らんで来たのか?ここは京の都やぞ?」
今度はララが首を傾げる番だった。
(キョウ?...ミヤコ?
でもこんなに栄えている所でキョウなんて所、あったかしら?)
「お前さん、もういいかの?わしゃあ、用事が有るんだが…」
「っ...え、えぇ
いろいろ教えてくれてありがとう...」
老人が去っていくのを見送りながら、またララは考えた。
(...それに、さっきから感じていた違和感...。
この街のどこからも魔力が感じられない。
戦いはなくとも、日常的に魔法を使っているはずなのに…)
