わいわいと話をしながら、ご飯を食べた。


食べ終わったあとは食器の片付けを手伝って、もう20:00を過ぎてしまっていた。


宿題のことなんか、頭から飛んでて・・・


忘れてたから、急に焦りが出てくる。


明日が学校だったら、完全に終わってたけど・・・


「お邪魔しました!」


「今日はありがとうね!来てもらっちゃって!」


「いえ」


「真司待って!送る!」


玄関のドアを閉めようとしたら、結菜がダッシュで俺のとこまで走ってきた。


病み上がりだし・・・って思ったけど、結菜ち少しでも長くいれるなら、と思った。


「海デート、いつ行ける?」


「私はいつでも」


歩きながら結菜と話す。


真っ暗だから、顔のパーツパーツがはっきりクリアに見えないんだけど・・・


「じゃ、来週でもいい?」


「うん、全然いい」



きっと喜んでいるような表情をしている気がする。



「ここでいい。じゃーな?結菜」


「うん!今日はありがとう!またね?」


手をヒラヒラと振って、結菜とわかれた。