「結菜、真司くん、ご飯出来たよ!」


階段のしたから、結菜のお母さんの声が聞こえてきた。


「下行こ?」


結菜の部屋を出て、階段を降りて、食卓の準備を手伝った。


まだ2回目だけど、手伝うと往(い)なれてる感じがする。


家族みたいな感覚にもなる。


「「「いただきます」」」


3人で手を合わせて合掌をして、食べ始めた。


やっぱり相変わらず美味しい料理だった。


「美味しい??」


「はい」


「良かったー」


いつ見ても、結菜とお母さんは似ている。


さすが、親子だなぁ・・・


「これからも結菜のこと宜しくね?」


「はい、もちろんです!」


これから先もずっと結菜と一緒にいるつもりでいる。


「もー・・・そういうこと言うと、真司が調子に乗っちゃうし・・・辞めてよ!」