ストーカーとまで言われてた見てーだし・・・


結菜のお母さんから聞いたけどな・・・。


その時は、どうしよっとか思ったけど、奇跡的に結菜も俺を好きになってくれた。


それがすごく嬉しい。



「真司、結菜ちゃんのお母さんから電話ー!」


結菜じゃなくて・・・??


母さんから受話器を貰って電話に出た。


『もしもし?真司くん?』


「はい」


『結菜が風邪引いちゃってね・・・』


「そうですか・・・行ってもいいですか?」


『もちろん』


結菜のお母さんとの電話を切って、飛び出すように家を出た。


そこまで遠いわけじゃないけど、自転車を使って思い切り漕いだ。



結菜にすごく会いたかったから。