私の家に着いた。



ふぅ〜〜・・・お母さんはいないみたいで安心したよ。



「日曜日に早くなんねーかな?」



すごい行きたいって喜んだ私よりもウキウキしてんじゃん。



「じゃーな?また明日」



無邪気な笑顔を見せながら、私の頭を優しく撫でた。



「・・・うん、ばいばい」



そっと手をヒラヒラと振って見送った。


はぁ・・・


眠たいよ、もう・・・


全然寝れなかったからなぁ〜。



「・・・今日は真司くんと一緒じゃないの?」



「・・・帰ったよ。はい、お土産ー」



「あら、ありがとう!」



「日曜日、出かけるから」



お母さんが「デート?」だなんて、疑うような目で私を見た。



変に勘のいい人ー。


私はデートだと思ってはないけど。