時間まで寝てよう…。

すっと目を閉じると、
疲れてるせいなのかすぐに眠りに落ちた。


それから、
11時までいっかいも目を覚まさずに時間を迎えた。

「んーっ。よく寝た、、」

そろそろ時間かあ、、
準備しよーっと。

制服を身につけ、

特に持つものもないから、
バイトの服と財布だけ持っていくだけ

スマホ持ってるわけじゃないし、
スマホなんて必要ないし。

私は、こっそり部屋から出る

リビングからは音しないし、
多分、桃野さんは部屋にいるんだと思うけど

見つかったら厄介……。

うまい具合に、
家から出れたからちょっと急ぎ足でバイト先に向かう。

「ふぅ……」

早歩きで来たせいか、
随分と早く着いちゃった、、

まあ、いっか。

「おはようございます」

挨拶しながら、裏から入ると

「めるちん!おは!」

「オハヨウゴザイマス」

「うわあ、棒読み〜(笑)」

このチャラく挨拶してきたのは、
同じくバイトの新崎 徹(にいざき てつ)くん。
私の8つ上?だから24歳??