「はは…。あはははっ!」
せっかくここまで仕組んできたのに台無しじゃないか。
みんなに嘘のネタを流したり、屋上のフェンス壊したり、バスケのゴール緩めて落ちやすくしたり、わざと車に轢かれたり…。マナの腕は誤算だったしあのジジイはたまたまだけど。
病院から飛び出してきちゃったし…。
「せっかくここまでやったのにゆゆちゃんのせいで。」
私はゆゆちゃんの所まで歩いた。
蹴飛ばしちゃったから少し遠くにいる。
ゆゆちゃんのせいで。ゆゆちゃんのせいで。ゆゆちゃんのせいで。ゆゆちゃんのせいで。ゆゆちゃんのせいで。
ゆゆちゃん、もう1度だけ顔を踏ませて?
そうしたら、もう、燃やしてあげるからさ。