「ふぅ・・・。着いた!待ってて、今消毒液持ってくる!」

私は、彼をソファに座らせ安静にしてもらった。

「ちょっとしみるよ・・・。」

「いっ・・・て!」

「ごめんね・・・!すぐ終わらせるから!」

私は、伴倉庫をしひどい所は包帯をしてあげた。

「ねぇ・・・。こんな傷誰にやられたの・・・?」

私は、恐る恐る聞いた。

「・・・。」

彼は、黙ったまま目を合わせない。

「あのね・・・!今日隣の人が引っ越してきたんだよ・・・!私、仲良くできたらな

って思ってて!」

ていうか、初対面の人に何言ってんの!?私!!

その時、彼の表情が一瞬か変わったことに私は気づかなかった。

「仲良くしたいか・・・・?新しい人と・・・?」

彼は、しゃべりだした。

「もちろん!だって、いろんな人とお話ししたいし!」

「はっ!単純だな!」

そう言い、彼は私の手を引っ張りソファに押し倒された。

「なぁ・・・。女がこんな遅い時間にいるなんてお前、アホ?」

「なっ・・・!アホとは何よ!」

「じゃあさ・・・。」

彼は、顔を近づけた。

「その隣の家が人を殺したことがあるって言ったらどうする?」

その時、私は初めて彼と目が合った。

「どうするって・・・。そんなの、仲良くするよ!」

彼は、びっくりしていた。

「人を殺してどう思ってるかなんて、そんなの人それぞれだし。でも、それには必ず

理由があるはずだと私は思うな!」

私は、微笑んだ。

「お前・・・!本当にバカ。」

彼の手が私の頬に触れ、キスをした。

唇と唇が触れ電撃が走ったような感じになった。