その後、バイト先には一分過ぎでついて、怒られた。 次遅刻したら、首だとも言われてしまった。 バイトは、数駅行ったところにある、飲食店だ。 お客様のオーダーを聞いて、運ぶ。 それの繰り返し。 シフト時間が終わるとどっと疲れた。 「お疲れ様。明後日は遅れないでね。」 先輩である怖そうなおばさんにそう言われ、はいと答えるしかなかった。 そこから、またあの町へと戻っていく。