…どうしよう
なんて言おう
何から話せばいいんだっけ…
頭の中をいろんな疑問が駆け巡って、全然言葉が出てこない。
…てゆうか、
これ、
なんか私やばい人みたいになってない…?
昔は頻繁に行き来していたとはいえ、
最近は全然関わることのなくなった幼馴染の部屋に上がり込んで、
そのうえ、寝顔覗いてましたって…
「え、えっと…
これには訳が…」
テンパってしどろもどろになりながら、ベッドから離れる。
焦りすぎて一気に体温が上昇して、暑い。
「あっ…」
後ろに引いた足に何かがぶつかって、体勢を崩す。
「あっぶね、お前、気をつけろよ」
咄嗟にバランスを崩した私の腕を引っ張って、体勢を立て直してくれる。



