「とーや、起きて」 って、何度も言いながらとーやを起こした。 だけど、とーやは起きなかった。 何か夢でもみていたんだろうな 幸せそうな寝顔で寝ていた。 私はその寝顔を見ながらなぜだかとても幸せな気持ちになった。 幼いながらに、これからもずっとこの距離で、 寝顔が見れるくらい側にいて、 ずっと笑いあっていたいって思った。