明日死ぬ僕と100年後の君


これは天罰か何かだろうか。わたしは罰せられなきゃならないほどのことをしただろうか。

ただちょっと、進路希望調査を机の中で眠らせて、現実逃避していただけなのに。


「大崎さん、今日ジャージは持ってきてる? 汚れるだろうから、出来れば着替えた方がいいと思うよ」

「えー……持ってきてない。体育なかったから」


ジャージがないから今日は不参加で、ということにならないだろうか。

正直、こんなもの生真面目に参加する必要もない。

実際にボランティア部員というわけじゃないんだから、聖人に適当に話を合わせてもらえばなんとかなるはず。


そんなわたしの浅はかな考えを読んだみたいに、聖人はあの困ったような微笑みを浮かべ首を傾げた。



「大崎さんがサボるたび、期間が1週間延びるって飯塚先生が言ってたんだけど……」

「えっ? 何それ、聞いてない!」

「なかなかこんな厳しいペナルティーないよ。本当に君、何をしたの?」


ボランティア部の聖人はなかなかしつこい。

これ以上同じ質問を繰り返されるのも嫌になって、仕方なく答えることにした。