明日死ぬ僕と100年後の君


「大崎さんはこれから1ヶ月、うちで一緒に奉仕活動をしてもらうことになっています」

「はあ……って、え? 1ヶ月?」


ギョッとして、聖人の整った顔を慌てて見上げる。


ペナルティーについても期間についても、わたしは何ひとつ聞かされていなかった。

部室の扉を開ける前になんとなく想像はついたものの、まさか1ヶ月もの長い期間を課せられるなんて。


あらかじめそれを聞いていたら、たぶんにここに来ることはなかったと思う。



「ペナルティーにしては随分長いよね。本当に君、何をやったの?」


不思議そうに首をかしげる聖人こと有馬夕星。

彼に悪意はないんだろう。純粋な興味で聞いているのは伝わってくる。


それでもその質問に自分の頬が引きつるのを感じた。



「あー……で? 奉仕活動って、具体的に何するの?」


ボランティア部があったことすら知らなかったくらいだ。

実際ボランティアは何をしているのかももちろん知らない。