お昼休みに、 「ねぇ、執事さんとはどうなったの?」 って聞いてみた。 「あのねー、実は…」 なんと、 執事さんは実は麗奈のお父様公認の、麗奈の婚約者だったらしい。 何その展開! マンガみたい! 「それで?今はどんな感じなの?」 「もう公認で、婚約者だから、なんでもありだよね」 幸せそうに笑う麗奈。 口元を抑えた時に、左手の薬指には指輪がついていた。