如月くんの指が私の唇にあたって。

どうしよう...

どうにもできないけど...


女の子達が通り過ぎていく気配。

ふっと口から手が外された。

ふぅー。息を大きく吸い込む。

緊張しすぎて、息ができなかったよ...。

てかもう出た方がいいよね?!

さっきの女の子たちも如月くんいなかったーって怒ってたし。