あーあ、こんな目で外、出られないなぁ。 朝、珍しく早く起きて準備をすべて終えて。鏡に顔を写す。 昨日泣いたからかまぶたは腫れてしまっている。 「おーい、芙優〜」 外から声が聞こえて。 玲央...。 彼女できたのにまだ、私のこと迎えに来てるんだ。 私は仕方なく、ローファーを履いて外に出た。