夢色メルヘン


「綺麗でしょう!?」


自分のことのように誇っている目の前の女の子に少し可笑しさを感じる


「綺麗ですね……」


そう言うと何故だか面白くなさそうな顔をされる


「もう!そんな畏まらないでよ!ね?」


「でも……」


「良いの良いの!ほら、行こう!」


少し強引だけど、不思議と嫌な気持ちにはならない