夢色メルヘン


「今日もよろしくね、茉莉ちゃん」


「はい、よろしくお願いします」


結局、さっき見た夢が脳裏から離れなくて、ずっとボーッとしていた


「もしかして、何かあった?」


「いえ、そう思わせてたらごめんなさい」


そう言ってから、気付く。──こういうのが嫌われるんだって


「ちょっと声が暗かったから気になったんだけど……」


眉毛を下げて整った顔を歪ませるソウタさん。やっぱり優しいんだなぁ